三つ子の魂百まで

カクノ万年筆 2B鉛筆

自分と文字の距離感について感じました。

しばらく前から、定期的なメンテナンスが必要な万年筆に代わる筆記具として、C300系リフィルのゲルインクボールペンを使ってます。使い始めは潤沢なインクフローとメンテナンスはリフィルの交換だけということで快適に使っていました。

そして半期ほどゲルインクボールペンを使い続け、後半、筆記している自分と文字に距離感を感じるようになってしまいました。感じ方は個人個人だと思いますが、私の場合ボールペンやフェルトペンはどちらかというとパソコンでの文字打ちに近い感じがします。

反面、小学校に入るとほとんど使わなくなるクレヨン、小学校の6年間で毎日使う鉛筆は大人になるとほとんど使いませんが、両方ともいざ使うとなると、パソコンでの文字打ちのような感覚は皆無です。

「最初が肝心」というのを改めて実感することができました。さすがに今の世の中、すべて鉛筆で済ませるということは無理ですが、文字と自分の距離が近いと筆記が楽しくなります。

そして鉛筆に続くのが万年筆、そう思っていてもいまだにパイロットのカクノ中字が一張羅です。なんだかんだでメンテナンスで面倒を見ること、使い続けることで自分の書き癖にペン先が摩耗したりと文字との距離感が近いです。こうなるとカスタム742とか使ってみたくはなりますが、調整や修理など発生したらカクノ何本か買えそうと思ってしまいカクノのままです。でもこれでいいとも思っています。

手持ちのC300系ゲルインクリフィルはあと2本くらいだったと思います。全部使いきったらカクノにブルーのカートリッジ刺します。文字を起こす業務の大半がパソコンなのでしばらくかかりますが・・・

距離感に順番をつけるとしたら、、、鉛筆≧クレヨン≧万年筆>>その他筆記具、、、三つ子の魂百までです。